category: るるる日記
DATE : 2010/02/03 (Wed)
DATE : 2010/02/03 (Wed)
久しぶりの更新となりました。
るるるかあぱんは何をしていたかというと。
第3子を流産していました。
妊娠がわかったのは年明けまもなくのことです。
思いがけない妊娠でした。
って言っても、そりゃあ心当たりはありますとも( ̄▽ ̄;;)
三人目をつくろうと思ったのは、1年半ほど前のことでした。
だけど、頑張ってもできなかったのです。
三人目だし、できたらいいかなーくらいの気持ちで。不妊治療をしてまでは・・・っていう思いもあったので、タイミングを見てですが。
長女ちゃんと次女ちゃんは、赤ちゃんがほしいと思ったときにすぐにできました。
だから、三人目もすぐにできるんじゃないかと思っていました。
けれども、妊娠する気配さえもない。
途中、何か病気でもあるんじゃないかと検診にも行ったりしましたが、問題なく。
三人目がいてもいいかなって軽い気持ちでいたのに、いつの間にか絶対ほしいという気持ちになって、必死になっていたこともありました。
初産の友達の妊娠さえうらやましいと思ったこともありました。
でも、だんだんと気持ちも落ち着き。
12月の妊娠が35歳までに産める最後のチャンスだったので、もうあきらめようと気持ちに決着をつけていたのです。
もちろん、40歳過ぎたって全然赤ちゃんは産めるけれど。妊娠のことを考えていると、頭がそっちのほうばかり考えるのです。なんだかいろんな意味で前に進めなかったのです。だから、ひとつの区切りとして決めたことでした。
なので、年末は妊娠のことなど何の意識もせずに過ごし。
冬休みには毎日毎日、さっぶい公園に自転車乗りに出かけ、のほほんと過ごしていたのです。
そんなこんなで、思いがけずの妊娠でした。
でも、初めから平穏に始まった妊娠ではありませんでした。
生理予定日あたりに出血が始まりました。
てっきり、いつものように生理が来たのだとばかり思っていたら、量が増えてきません。
おかしいな・・・と思って検査をしてみると、妊娠反応が陽性でした。
あわてて、産婦人科に行きました。
すると、出血は子宮頚管ポリープからだということが判明。
子宮頚管ポリープとは、子宮の入り口にできるポリープで、組織が異常に増殖してぴょこんと飛び出した状態になったものなんだそうです。
妊娠のときのホルモンの変化によってできることもよくあることなんだそうで、それはチョイっと取っちゃえばすぐに取れるものなので心配ないとのことでした。
あわてて、病院に行ったけれど、妊娠週数としては4週目に入ったばかり。
子宮の中にはなんにも確認できずに帰ってきたのでありました。
そして、約1週間後。
5週目に再診すると、たいのうという赤ちゃんの入っている丸い袋を確認することができ、無事子宮の中に妊娠していることがわかったのでした。ポリープも少し大きめだったので、チョイっと取ってしまいました。するとまもなく出血も止まり、一安心をしたはずだったのです。
そしてさらに10日後。
7週目。7週目には赤ちゃんの姿や心拍も確認できる時期。
でも、見えたのはまた、袋だけでした。
袋だけが6週目くらいの大きさになっていました。
6週目でも心拍までは確認できなくても、赤ちゃんの姿は確認できるのだそうです。
けれど、赤ちゃんはいませんでした。
排卵日の遅れや生理の遅れは女性にとってよくあることで、本当は7週目だと思っていても1週間排卵が遅れただけかも知れない・・・それにしても6週目で空っぽなのは厳しい状況でした。
初期の赤ちゃんの大きさはだいたいみんな同じなのだそうです。
袋の大きさがこれだけだから、○週目・・・という風に見るのだそうです。
また、○週目ならこれだけの大きさ・・・だという目安があるんだそうです。
かあぱんの場合、基礎体温やタイミングから排卵した日にずれがないことはわかっていました。
なので、もうそこで、かなりの確率で流産だろうということが言い渡されました。
個人病院から総合病院を紹介してもらい、再度見てもらったけれど、おなかにあるのは赤ちゃんの袋だけ。
袋ももう大きくはなっていませんでした。
自分が流産するだなんて。。。
長女ちゃんも次女ちゃんもなんだかあっという間に当たり前のように生まれてきたような気がしてたから、信じられない気持ちでした。
初期の流産は10%~15%の確率でおこるものなんだそうで、それほど珍しいことではないそうです。
たまたまですから・・・
お医者さんはそう言いました。
そうなんですよね。
たまたま・・・仕方がない。
悲しいけれど、意外に冷静に受け入れられた自分がいたように思います。
あきらめたところに、思いがけない妊娠。またまた自分の気持ちを3人目出産へ方向転換しきれていなかったのもあるかも知れません。
また、赤ちゃんの姿も確認できない初期だったので、赤ちゃんへの愛着も生まれていなかったのだと思います。
私には長女ちゃんも次女ちゃんもいるから・・・一人目だったらいたたまれないだろうなぁ・・・ぼんやりと考えたりもしました。
それよりも何よりも苦しかったのは、つわりでした。
5週目あたりから始まっていたつわり、だんだんとひどくなりピークを迎えつつあったのだけど。
流産ってわかってても、体の中には妊娠の体制が残っているため、つわりが続くのです。
赤ちゃんのためならって頑張れるつわりも、赤ちゃんの影さえないのに・・・って思うと苦しいだけのなにものでもなかったです。
寝ても冷めても胸が苦しくて、瀕死の状態・・・(T▽T)
育つことのなかった赤ちゃんには申し訳ないけれど、早く終わりにしたい、早く開放されたい・・・
そんなことばかり思う1週間はとても長くて、本当に苦しかったです。
今日、8週目に入ったところで、流産の手術をしてきました。
昨日はあんなに苦しくて、夜も眠れなかったのに、手術が終わったとたん、ウソのようにつわりから開放されました。
そして、心はぽっかり・・・・ああ、ほんとに終わったんだなぁ。
けれどもう、涙は出ませんでした。
流産がわかった日の夕飯はお鍋でした。
長女ちゃんと次女ちゃんは「熱いーーー」といって、うちわを持ち出しあおいでいました。
長女ちゃんの持っていた金魚のうちわが欲しいと言って次女ちゃんが奪いました。
「もううう!なんで!何で取るんよ!もう次女ちゃんと遊ばんから!!!」
「いやーーーーーーーって、おさかなのがいい!!!」
「ぎゃーーーーー」
「わーーーーーー」
いつものけんかの風景。
そんなに必死になって、奪い合うほどステキなうちわか・・・( ̄▽ ̄;;)
いつもなら、しょーもないことでけんかするんじゃないよっ!ってイラっと思うのに。
その日は、いつものそのどうでもいいけんかの風景に笑えてきて、泣けてきて。
いつもの当たり前が、どんなに幸せな時間なのか思い知りました。
いつの間にか生まれて、子供なんて適当に大きくなっていく。
いつの間にか、長女ももうすぐ一年生。
お勉強頑張る!なーんて張り切ってるけど大丈夫かぁ?
今月の生活発表会の劇、にわとりの役なんだって。
ひとりの台詞もあるんだって。
焼ソバだけは野菜から食べるんだね。
こんなに絵が上手だっけ?
次女ちゃんもあんなに大きかったっけ?
かあぱんの知らない歌を歌っているよ。
保育園で家のことを話すようになったんだって。
毎朝、起こすのに一苦労。
ほんまにどんだけ寝るねん!
当たり前だと思っていたそんな日常がどれだけ愛おしいものだったのか。
いまさらながら、気づかされたのでありました。
というわけで。
るるる家の「うちも三姉妹」計画は未遂に終わったわけです。
続きがあるかどうかは未定かなぁ・・・
なんたって、あのつわりのダメージを忘れるにはしばらくかかるからね(^皿^;;)
今日は節分。
つわりが無くなったもんだから、はりきって巻き寿司の丸かぶりをしたら、食べすぎで胃が痛いです・・・( ̄▽ ̄;;)
今年一年が平和でありますように。願いを込めて・・・
かあぱんは元気です。
明日からもるるる~な毎日は続きます。
↓ これからもよろぴこね♪
るるるかあぱんは何をしていたかというと。
第3子を流産していました。
妊娠がわかったのは年明けまもなくのことです。
思いがけない妊娠でした。
って言っても、そりゃあ心当たりはありますとも( ̄▽ ̄;;)
三人目をつくろうと思ったのは、1年半ほど前のことでした。
だけど、頑張ってもできなかったのです。
三人目だし、できたらいいかなーくらいの気持ちで。不妊治療をしてまでは・・・っていう思いもあったので、タイミングを見てですが。
長女ちゃんと次女ちゃんは、赤ちゃんがほしいと思ったときにすぐにできました。
だから、三人目もすぐにできるんじゃないかと思っていました。
けれども、妊娠する気配さえもない。
途中、何か病気でもあるんじゃないかと検診にも行ったりしましたが、問題なく。
三人目がいてもいいかなって軽い気持ちでいたのに、いつの間にか絶対ほしいという気持ちになって、必死になっていたこともありました。
初産の友達の妊娠さえうらやましいと思ったこともありました。
でも、だんだんと気持ちも落ち着き。
12月の妊娠が35歳までに産める最後のチャンスだったので、もうあきらめようと気持ちに決着をつけていたのです。
もちろん、40歳過ぎたって全然赤ちゃんは産めるけれど。妊娠のことを考えていると、頭がそっちのほうばかり考えるのです。なんだかいろんな意味で前に進めなかったのです。だから、ひとつの区切りとして決めたことでした。
なので、年末は妊娠のことなど何の意識もせずに過ごし。
冬休みには毎日毎日、さっぶい公園に自転車乗りに出かけ、のほほんと過ごしていたのです。
そんなこんなで、思いがけずの妊娠でした。
でも、初めから平穏に始まった妊娠ではありませんでした。
生理予定日あたりに出血が始まりました。
てっきり、いつものように生理が来たのだとばかり思っていたら、量が増えてきません。
おかしいな・・・と思って検査をしてみると、妊娠反応が陽性でした。
あわてて、産婦人科に行きました。
すると、出血は子宮頚管ポリープからだということが判明。
子宮頚管ポリープとは、子宮の入り口にできるポリープで、組織が異常に増殖してぴょこんと飛び出した状態になったものなんだそうです。
妊娠のときのホルモンの変化によってできることもよくあることなんだそうで、それはチョイっと取っちゃえばすぐに取れるものなので心配ないとのことでした。
あわてて、病院に行ったけれど、妊娠週数としては4週目に入ったばかり。
子宮の中にはなんにも確認できずに帰ってきたのでありました。
そして、約1週間後。
5週目に再診すると、たいのうという赤ちゃんの入っている丸い袋を確認することができ、無事子宮の中に妊娠していることがわかったのでした。ポリープも少し大きめだったので、チョイっと取ってしまいました。するとまもなく出血も止まり、一安心をしたはずだったのです。
そしてさらに10日後。
7週目。7週目には赤ちゃんの姿や心拍も確認できる時期。
でも、見えたのはまた、袋だけでした。
袋だけが6週目くらいの大きさになっていました。
6週目でも心拍までは確認できなくても、赤ちゃんの姿は確認できるのだそうです。
けれど、赤ちゃんはいませんでした。
排卵日の遅れや生理の遅れは女性にとってよくあることで、本当は7週目だと思っていても1週間排卵が遅れただけかも知れない・・・それにしても6週目で空っぽなのは厳しい状況でした。
初期の赤ちゃんの大きさはだいたいみんな同じなのだそうです。
袋の大きさがこれだけだから、○週目・・・という風に見るのだそうです。
また、○週目ならこれだけの大きさ・・・だという目安があるんだそうです。
かあぱんの場合、基礎体温やタイミングから排卵した日にずれがないことはわかっていました。
なので、もうそこで、かなりの確率で流産だろうということが言い渡されました。
個人病院から総合病院を紹介してもらい、再度見てもらったけれど、おなかにあるのは赤ちゃんの袋だけ。
袋ももう大きくはなっていませんでした。
自分が流産するだなんて。。。
長女ちゃんも次女ちゃんもなんだかあっという間に当たり前のように生まれてきたような気がしてたから、信じられない気持ちでした。
初期の流産は10%~15%の確率でおこるものなんだそうで、それほど珍しいことではないそうです。
たまたまですから・・・
お医者さんはそう言いました。
そうなんですよね。
たまたま・・・仕方がない。
悲しいけれど、意外に冷静に受け入れられた自分がいたように思います。
あきらめたところに、思いがけない妊娠。またまた自分の気持ちを3人目出産へ方向転換しきれていなかったのもあるかも知れません。
また、赤ちゃんの姿も確認できない初期だったので、赤ちゃんへの愛着も生まれていなかったのだと思います。
私には長女ちゃんも次女ちゃんもいるから・・・一人目だったらいたたまれないだろうなぁ・・・ぼんやりと考えたりもしました。
それよりも何よりも苦しかったのは、つわりでした。
5週目あたりから始まっていたつわり、だんだんとひどくなりピークを迎えつつあったのだけど。
流産ってわかってても、体の中には妊娠の体制が残っているため、つわりが続くのです。
赤ちゃんのためならって頑張れるつわりも、赤ちゃんの影さえないのに・・・って思うと苦しいだけのなにものでもなかったです。
寝ても冷めても胸が苦しくて、瀕死の状態・・・(T▽T)
育つことのなかった赤ちゃんには申し訳ないけれど、早く終わりにしたい、早く開放されたい・・・
そんなことばかり思う1週間はとても長くて、本当に苦しかったです。
今日、8週目に入ったところで、流産の手術をしてきました。
昨日はあんなに苦しくて、夜も眠れなかったのに、手術が終わったとたん、ウソのようにつわりから開放されました。
そして、心はぽっかり・・・・ああ、ほんとに終わったんだなぁ。
けれどもう、涙は出ませんでした。
流産がわかった日の夕飯はお鍋でした。
長女ちゃんと次女ちゃんは「熱いーーー」といって、うちわを持ち出しあおいでいました。
長女ちゃんの持っていた金魚のうちわが欲しいと言って次女ちゃんが奪いました。
「もううう!なんで!何で取るんよ!もう次女ちゃんと遊ばんから!!!」
「いやーーーーーーーって、おさかなのがいい!!!」
「ぎゃーーーーー」
「わーーーーーー」
いつものけんかの風景。
そんなに必死になって、奪い合うほどステキなうちわか・・・( ̄▽ ̄;;)
いつもなら、しょーもないことでけんかするんじゃないよっ!ってイラっと思うのに。
その日は、いつものそのどうでもいいけんかの風景に笑えてきて、泣けてきて。
いつもの当たり前が、どんなに幸せな時間なのか思い知りました。
いつの間にか生まれて、子供なんて適当に大きくなっていく。
いつの間にか、長女ももうすぐ一年生。
お勉強頑張る!なーんて張り切ってるけど大丈夫かぁ?
今月の生活発表会の劇、にわとりの役なんだって。
ひとりの台詞もあるんだって。
焼ソバだけは野菜から食べるんだね。
こんなに絵が上手だっけ?
次女ちゃんもあんなに大きかったっけ?
かあぱんの知らない歌を歌っているよ。
保育園で家のことを話すようになったんだって。
毎朝、起こすのに一苦労。
ほんまにどんだけ寝るねん!
当たり前だと思っていたそんな日常がどれだけ愛おしいものだったのか。
いまさらながら、気づかされたのでありました。
というわけで。
るるる家の「うちも三姉妹」計画は未遂に終わったわけです。
続きがあるかどうかは未定かなぁ・・・
なんたって、あのつわりのダメージを忘れるにはしばらくかかるからね(^皿^;;)
今日は節分。
つわりが無くなったもんだから、はりきって巻き寿司の丸かぶりをしたら、食べすぎで胃が痛いです・・・( ̄▽ ̄;;)
今年一年が平和でありますように。願いを込めて・・・
かあぱんは元気です。
明日からもるるる~な毎日は続きます。
↓ これからもよろぴこね♪
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